スプレッドシートでガントチャートに使える関数は、以下のとおりです。
- DATE:指定した年、月、日にちから日付データを作成する
- WEEKDAY:指定した日付の曜日を返す
- WEEKNUM:指定した日付の週番号を返す
- DAY:指定した日付の日を返す
- MONTH:指定した日付の月を返す
- YEAR:指定した日付の年を返す
- IF:条件に応じて異なる値を返す
- VLOOKUP:指定範囲から条件に合致する値を返す
- COUNTIF:指定範囲で条件に合致する値の個数を返す
- SUMIF:指定範囲で条件に合致する値の合計値を返す
これらの関数を組み合わせることで、ガントチャートに必要な以下の情報を簡単に取得することができます。
- 開始日
- 終了日
- タスクの進捗状況
- 遅延状況
具体的な例としては、以下のとおりです。
=DATE(2023, 9, 1)
この関数は、2023年9月1日の日付データを作成します。
=WEEKDAY(DATE(2023, 9, 1), 1)
この関数は、2023年9月1日の曜日を返します。
=WEEKNUM(DATE(2023, 9, 1), 1)
この関数は、2023年9月1日の週番号を返します。
=DAY(DATE(2023, 9, 1))
この関数は、2023年9月1日の日を返します。
=MONTH(DATE(2023, 9, 1))
この関数は、2023年9月1月の月を返します。
=YEAR(DATE(2023, 9, 1))
この関数は、2023年9月1年の年を返します。
=IF(A2 < B2, "遅延", "予定通り")
この関数は、A2セルの値がB2セルの値より小さい場合は”遅延”、それ以外の場合は”予定通り”を返します。
=VLOOKUP(A2, A12:A21, 2, FALSE)
この関数は、A2セルの値がA12:A21の範囲内に存在する場合、その値の2列目を返します。つまり、タスクのIDを入力すると、そのタスクの開始日を取得することができます。
=COUNTIF(A2:A10, "A")
この関数は、A2からA10までの範囲で値が”A”であるものの個数を数えます。つまり、タスクの名称で検索して、そのタスクの終了日を取得することができます。
=SUMIF(A2:A10, "A", B2:B10)
この関数は、A2からA10までの範囲で値が”A”であるものの合計値を計算します。つまり、タスクの名称で検索して、そのタスクの進捗状況を取得することができます。
これらの関数を組み合わせることで、ガントチャートに必要な情報を効率的に取得することができます。
また、Googleスプレッドシートには、ガントチャートを自動作成できる「タイムライン」という機能があります。この機能を利用することで、さらに簡単にガントチャートを作成することができます。
タイムラインを使用するには、以下の手順を実行します。
- スプレッドシートで、ガントチャートにしたいデータ範囲を選択します。
- メニューバーから「挿入」→「タイムライン」を選択します。
- タイムラインの設定画面で、必要な設定を行います。
- 「OK」をクリックすると、ガントチャートが作成されます。
タイムラインでは、タスクの開始日、終了日、進捗状況などを表示することができます。また、遅延状況も色分けで表示することができます。
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